2003年12月22日(月)19:00〜21:00
ポルノグラフィティ「“74ers”」

会場:大阪城ホール
チケット代金:前売り¥5,775
座席:D5列8番

<参戦理由>
ポルさんのライブは必ず行くと決めてるから(笑)

<チケット>
ぴあにて購入。

<購入物>
会場ではなし。のちにサイトにて「パンフレット」(¥3,000)と「Tシャツ」(¥3,000)。

<感想>
19時開始なので会社から大急ぎで会場に向かう。かなり余裕目で到着。

このライブの前(12月前半)に舞台の公演で演出をしていた。
そのとき稽古場に行く道でエンドレスで聴いていたのが『カルマの坂』だった。
だからこの歌だけは絶対聴きたいな〜と思いながら会場に向かい、
配られたパンフを見てとても嬉しかった。
そこに書かれた内容が『カルマの坂』の情景と同じものだったから。
モチーフとして使用されたのなら必ず歌ってくれるだろう、と。

会場が暗くなり、少年が出てきた。彼の想いと共にライブは進んでいく。
その見せ方に、「やられた!!」と思った。
仮にも舞台をやってきた人間として、なんというか、見せつけられてしまった、とでも
いうような気持ちだった。

ライブの進め方も、盛り上がる曲・静かに聴いて欲しい曲・さらに盛り上がる曲、というように
分けられていたので、気持ちの流れがすごくスムーズだった。
ただ、本来は拳を突き上げて力強くリズムをとりたい『ラック』が静かな曲にはさまれていたため
すごく聴き入ってしまった。それも狙いだったのかな。

その後の『カルマの坂』ではイントロがかかった途端、泣きそうだった。

ライブの盛り上がりと少年の少女との出会い・成長・苦悩を見せる演出、そして映像のバランスは
一歩間違えれば気持ちを冷めさせてしまったりするが、タイミングが上手いので決して邪魔ではなく、
それぞれがそれぞれを活かしていた。

ただ、少女が少年から離れて行った後、『愛が呼ぶほうへ』のあとに戻ってくるというのが理解できなかった。
『愛が呼ぶほうへ』が「愛」を歌っているから、そのおかげで戻ってきたのか、とも思ったが
やっぱり納得できない。
少女が少年のところへ戻ってくるきっかけがなかったから。唐突に思えた。(←東京公演では改善されてました)
あと、ライブの始まりにメンバーではない、他の誰かが一番最初に出演する、というのは
一瞬「メンバーが出てきた!!」と会場が異様な盛り上がりを見せた中「あれ?」と固まるので、
会場もその彼もちょっと辛いものがあると思う。
でも演出の面から考えれば、一番最初に少年を出さなければ流れが変になるから、
私でもそうするだろうけれど。
このあたり、演劇的要素とライブのコラボの難しい点だと思う。
メンバーは演出的に見せたいとしても、やっぱりファンが見たいのは「ポルノグラフィティ」なのだから。

ライブの内容とは関係ないが、今回はスタンド席で、遠いながらも真正面だったので見やすかったのはいいが、
スタンドだと盛り上がりきらない人(踊らない、盛り上がる曲でも立たない)という人がかなりいたため、
冷めてしまう瞬間があった。
前回が初参戦でアリーナだっただけに、かなり気になった。
アリーナ席をとるためにもファンクラブに入らないといけないかなと思う。

2004年7月4日(日)UP

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