2004年6月23日(水)18:30〜21:30
Gackt「THE SIXTH DAYS & SEVENTH NIGHT」

会場:大阪城ホール
チケット代金:前売り¥7,000
座席:Hブロック

<参戦理由>
ベストアルバムを聴いて行ってみたいと思ったから。

<チケット>
イープラスにてステージ決定後の追加チケット。

<購入物>
パンフレット ¥3,000

<感想>
行く前はかなり憂鬱だった。
MALICE MIZERの世界にはまってしまったため、
彼の脱退によるその後のマリスの運命を思うととても素直に行けなかった。
チケットを買う前にこの想いに囚われていたら行ってなかったかもしれない。

さらに前日のポルノグラフィティTamaちゃんの脱退。
Gacktの脱退と重なり、精神状態ボロボロの状態での参戦だった。
会場に着くまで、ポルノグラフィティの『音のない森』を聴きながら空を見つめて歩いていた。

会場の中にも外にもゴスさんたちが結構いた。
MALICE MIZERからのファンなのかなぁ。

…30分遅れ(7時)で、開始。

…圧倒された。
映像が始まったときはそれ程でもなかったけれど(座席がステージサイド側だったため
スピーカーが邪魔でスクリーン中央部分が全く見えなかったし)
演奏が始まり、三味線と太鼓の音が聞こえ始めてから微動だにできなかった。
そして、彼に魅入られてしまった…。

彼の表現が視覚にも聴覚にも訴えかけてきて、またそのバランスが、圧倒されつつも心地よかった。
舞台的だ、と思った。
去年のポルさんのライブ"74ers"も舞台的であったけれど、表現の仕方が全く違う。
舞台的ではあるが、演劇的ではないのに見せ方が上手いとでもいうのか。
ポルさんは舞台的、さらに演劇的なものを見せられて「やられた!!」という気持ちだったけれど、
今回のGacktは「こういう表現が舞台でもできたらいいな」という気持ちだった。

前半は圧倒されまくった状態でこの時すでに「このライブのDVDが出たら絶対買う」と決意。
ただ、音が割れていたように思う。…大きすぎ?
しばらくすると気にならなくなったけど。

前半から後半に入る前に一度楽屋に戻っていき、その間にまた映像があったけれど、
その映像がなんとも…。
ああ、Gacktってこういうこともするんだ、と初めて知った。
結構ノリのいい兄ちゃんかもしれない(笑)
というか面白いこととかも好きなんだろうな。
MCもものすごく長かったし。
MALICE MIZERの頃から長かったらしい。

後半は、前半ほど圧倒されることもなく(笑)、普通のライブに。
困ったのは、ダンスが結構あって、それが難しい…。
練習せねばならない(笑)
あと、Gacktの歌は終わったけれどまだ曲が残っているうちにGacktコールが起きること。
しかもそれが「Gackt〜っ!!」って叫んでるにもかかわらず、あまりに数が多いから
「うぉぉぉぉ〜っ」と聞こえて波のようにせまってくる…。
MCの間にもかなり邪魔な合いの手(?)が入ったし…。
曲が終わりきらないうちのコールはGacktにもGacktJobにも失礼だし、
MCの合いの手はGacktがすごくやりにくそうだった。
反応が欲しいのはわかるけど、その場の雰囲気をぶち壊していることに
早く気付いて欲しい。

曲は今回ライブのタイトル通り、ほとんど(全部なのかな?)この2枚のアルバムの曲だった。
一応アルバムは全部聴いていたけど、一番聴いていた中からだったのでかなり楽しめた。
そして『君が追いかけた夢』では泣かされた。
歌詞で泣いたのなんて学生の時以来じゃないかなぁ。
しかもライブで…。
歌の前に入ったコメントにまずやられた。
Tamaちゃんの脱退のことで辛かったから、すごく素直に聞けた。
そして、脱退してこれだけの表現ができるのなら、と
Tamaちゃんの脱退も、Gacktの過去の脱退も認められるようになった。…と思う。

アンコールは1曲だけ。
少し寂しいなぁ。

次回もきっと行ってしまうだろうな。
それだけの衝撃を与えてくれたライブだった。

2004年7月3日(土)UP
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