我が家の一員へ


ラスト2匹になったところでいったんうちで引き取ることに。5月27日夜にタクシーを
とばして母と二人お迎えに。(タクシーの運転手さんもネコ好きで助かった・・・)
残ったのは偶然にもオス2匹。メス2匹から先にもらわれていったようで。
うちに来たのは黒いの1匹と白いの1匹。
黒の方は白よりも一回りちっちゃくてちょっと元気がなかったのですが、白はそんな
ことはおかまいなし。黒が疲れて眠りに入ろうがかまわずじゃれに行ってました。
段ボールを真ん中で区切って壁を作ってもそんなものはなんのその。壁を乗り越えて
行く始末。起きてるときも黒に「かまってー。かまってー」と遊びをねだってじゃれまくる。
そのうち黒もいい加減むかついたのかキレて逆襲してました(笑)

2匹いるけどどっちかはうちのにゃんこになりもう一方はもらわれていく、と思うとどっちにも
愛情がかけにくい。いやはやこれには困りました。かわいがりたいが思いきりかわいがると
いうことができずジレンマに陥って。
私と母は弱っている黒の方が心配で気にかけてましたけど。白はまさに「ぴんこしゃんこ」
はねまくり。父はじゃれにくるのが嬉しいのか白を気に入ったようでした。

次の日は弱っている黒は置いて白だけを連れて仕事場へ。紙袋に入れて連れていくと
不安なのか「にゃー・・・」。二駅電車に乗るのにも冷や汗ものでした。寝てくれてたら
いいんですがなかなかそううまくはいかないし。駅から職場までがまた一苦労。
自転車通勤だったので、前籠に白をそのまま直にいれて、籠より大きい本で蓋をし
その上へ荷物。そのままこぐ。5月なので寒くはないけど自転車の前籠で風をまともに
受けるので、それが心配でしたがなんとか職場へ。

子供達が学校から帰ってきて言うにはどうやらもらってくれそうな子がいるとか。
なんと黒いのが希望らしい。黒が弱っているためできればうちで黒を面倒見たいと母と
話してたので、「黒はちょっと弱ってるけどどうするかきいて」と子供達に頼み、その日は
また白を連れて帰宅。私がいないときに電話がかかってきてやっぱり黒がいいらしいとのこと。
父はその電話をとって母に「白がくるらしい」と報告したそうです。
(絶対ちょっと嬉しかったと思われます。本人は「別に」といっとりましたが)

次の日、もらってくれる子がやっぱり元気な白がいいと言い出すかもしれないので、
とりあえず2匹とも連れて職場へ。昨日は結構騒いだ白も、2匹だと安心するのか
ほとんど騒がず、2匹とも静かに寄り添って寝てました。ちょっと驚き。
もらってくれる子が来たので確認したらやっぱり黒がいいということ。あとから知った
情報ではその子のうちは何匹も猫を飼ってるところで扱いには慣れているそう。
少し安心しました。

帰りは白1匹。雨のため自転車でなく徒歩だったので、羽織っているシャツの内側に
白を入れ、腕を曲げて支えて連れて帰りました。紙袋に入れても1匹だときっと騒ぐと
思ったので。途中トイレの砂を買うためにペットショップに寄り道。
白を抱いたままお金をどうやって払おうかと考えてると、わんこがとっても吠えている
ためか、怖がった白が私のTシャツの胸元に爪を立ててしっかりとしがみついたので、
両手を放して悠々とお金が払えました。その時が一番かわいかったかも。
そこから駅まで約20分ほとんどずっと寝たままな白。電車に乗るときになってちょっと
起きかけて「今!今寝てて!」とあせりましたが、触れていることで安心したのか
それほど騒ぐこともなく無事に家に到着。
こうして無事白は我が家の一員となったのでした。



2002年2月6日(水)UP









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