抱き癖


さて、名前を付けるだけでなく、我が家には子猫のうちにすましておかなければならない、
もう一つの行事がありました。それは「抱き癖をつける」こと。前にいたにゃんこはおとなしく
抱っこしてもそのままじっとしていたので、ネコとはそういう物だと思っていたら、どうやら
そうじゃないみたいですね。母が昔前のにゃんこを抱っこしていたら「うわー、よくじっと抱っこ
されてるねえ」と言われてたし、他の家のにゃんこもなかなか抱っこさせてはくれなかったし。
前のにゃんこはうちのちゃんとしたペット第1号なので、姉も父も母ももちろん私も抱っこ
しまくったんですよ。だから、性格もあるだろうけど、ひょっとして抱き癖がついたのかなーと。
私はしばらく「日本ネコはおとなしいから」だと思ってたんですが、やっぱりそうではなかったようで。
うちのコタも家に来たときは、子猫ながらに抱っこされるのを嫌がってましたから。
(ちなみに前のにゃんこは子猫の時から抱っこしても抵抗しなかった。やっぱり性格か?)

で、「これはいかん」と。嫌がるコタを多少ムリヤリに抱っこして、抱き癖バンバンつけました。
おかげさまで作戦成功。今では抱っこすると一応はおとなしくしております。
しかし。前のにゃんこは抱っこしていて、イヤになったら「うーーーーっ」と唸りつつ、
でも抱っこはされたまま微動だにしなかったんですね。でもコタはイヤになるともがきます。
うなりはしませんが、どうにか逃げ出そうと身体をねじります。しかもそれが抱っこしてから
結構短時間で生じます。・・・あんなに抱き癖つけたのに・・・。やっぱり性格によるようです。
まあ、それでも一応は抱っこさせてくれるのでよしとしよう・・・。
ちなみに冬になると膝の上にはのってきます。しかも、母と私は立ったり動いたりするので、
一番動かない父の膝を選ぶことが多いです。さすが、よく理解している・・・。
(それをまた父が嬉しそうに「おっ。また来よった」って目尻を下げるんだ、これが)
あなどれんぞ、ネコ頭。



2002年4月6日(土)UP









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